フランス国鉄RIO型客車の工作12-仕上げ・完成しました。 ― 2021年06月13日 10:00
ヨーロッパの客車で特徴的なバッファ付ネジ式連結器。
Assyパーツが出た時に買い溜めしておいたKATOオリエント急行用のバッファを使用して再現します。
全体を艶消しブラックの塗料にドブ漬けして乾燥させてから取り付け。バッファ可動部の白いところはタッチアップで黒く塗ります。
車体側板のSNCFロゴと車番を印刷で作りました。実車の表現方法は良く分かりませんが、コルゲートの表面にこれらを書いたステンレス板が貼られている、という設定です。
ExcelでロゴとUIC番号(適当)を描いて、上質紙に印刷し、裏から両面テープを貼って車体に貼り付けます。
かくして完成。
いつもながらの粗い工作で恥ずかしい出来ですが、おそらく世界で見てももあまり作例のないフランスのRIO型客車のNゲージ模型が完成しました。
機関車と一緒にレイアウトに置いてみると、フランスの薫りが漂ってきます。
あと、完成ついでに是非やってみたかった写真をもう1枚。
昔買った「ヨーロッパの鉄道撮影ガイドブック(弘済出版社)」に、地中海沿岸を走るRIO型客車の写真が出てきますが、その写真と模型とを並べて写真を撮ると、地中海を旅しているかのような気分になってきます。
【フランス国鉄RIO型客車の工作 まとめ(2021.4-2021.6)】
【関連コラム】
フランス国鉄RIO型客車の工作11-車内仕切りの工作・車体上上下の接着 ― 2021年06月07日 01:35
フランス国鉄RIO型客車の工作10-床下台車の塗装・前面のロゴ・窓ガラス入れ ― 2021年06月06日 11:36
在宅勤務が続くようになり、仕事が終わらなくなりました(涙)
土曜日は午前中仕事して、午後買い物行ってから工作するようになりました。
仕事とオフの境界が曖昧になりつつあり、悩ましいです。
クリア吹きの前に、前面警戒色部分のSNCFロゴを再現します。
前面のSNCFロゴをクリアデカールで再現・・・出来てないですね。何か書いてあるな感はしますが、これだと何のロゴか分からないです。
結局、下絵を描き直して再印刷しました。印刷がインク滲みでおかしくなっていますが、今度はさっきよりも「SNCF」と読めるような気もします。
ロゴが入ったら、車体に軽くクリアーを吹き、合わせて床下と台車にダークグレー(台車はジャーマングレー)を塗ります。
土曜日の工作はココまで。明けて日曜日は深夜から工作開始。窓セル入れに着手しました。
窓ガラスはオーソドックスにGMの窓セルをボンドGクリアーで貼り付け。はみ出たところも爪楊枝でクルクルとやれば簡単に取れてくれます。
あとは前面のカプラーをつければ、形になります。
フランス国鉄RIO型客車の工作09-屋根の塗装・車体の色入れ ― 2021年05月30日 12:03
屋根は最初シルバーに塗りましたが、実車は汚れていること、車体のブルーとの塗り分け線が乱れ気味だったことから、ねずみ色1号に塗り直しました。
シルバーとの色調差も出て、屋根もちょっと落ち着いて見えるようになりました。
屋根が乾いたら、窓サッシへの色入れです。
窓サッシに、タミヤエナメル塗料のXF-16フラットアルミを塗り、乾いたらはみ出た箇所を拭き取ります。
窓サッシへの色入れが終わったら、今度は車体のレタリング表記。
10年くらい前に友人のMDプリンターで出力してもらった、1等・2等の車外表記デカールを使います。いま見ればだいぶ粗いですが、MDプリンターもメンテナンス期間が終わって再生産が叶わないこともあり、大事に使います。
これを刻んで水に浸して、車体にスライドしていきます。
不思議なことに、これをやると途端にヨーロッパの車両感が増してきます。
片側3両18箇所の転写終了。この状態で車体をよく乾かし、反対側の転写を行います。
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